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三大疾病とは?病気のリスクや罹患時に備えられる保険等を解説

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    近年、「三大疾病」という言葉がよく聞かれるようになりました。三大疾病とは、「がん(悪性新生物)」「心疾患」「脳血管疾患」の3つの病気の総称です。三大疾病は日本人の死因のなかでも上位を占める病気で、罹患した場合は治療が長期化する可能性もあります。

    ここでは三大疾病のリスクや、三大疾病に保険で備える方法等に加えて、三大疾病保険を選ぶ時の注意点についても解説します。

    三大疾病とは「がん・心疾患・脳血管疾患」

    三大疾病とは、日本人の死因の上位を占める、「がん(悪性新生物)」「心疾患(急性心筋梗塞)」「脳血管疾患」のことです。

    厚生労働省の「令和4年(2022)人口動態統計月報年計(概数)の概況PDF別窓で開きます。」によれば、日本人の代表的な死因はがん、心疾患、老衰、脳血管疾患となっています。下図のように、日本人の死因の半数近くが三大疾病によるものであることがわかります。

    ■日本人の主な死因の構成割合(2022年)

    日本人の主な死因の構成割合(2022年)

    ※出典:「令和4年(2022)人口動態統計月報年計(概数)の概況」(厚生労働省)P.12
    https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai22/dl/gaikyouR4.pdfPDF別窓で開きます。)を基に作成

    では、三大疾病とは具体的にどのような病気なのか、それぞれの特徴等を確認していきましょう。

    がん

    がんは悪性腫瘍とも呼ばれ、体の中で異常な細胞(がん細胞)が増殖することによって発生する病気です。がん細胞は増殖するにつれて腫瘍になり、周囲の正常な組織に侵入してダメージを与えます。

    がんは日本人の死因のうち最多となっており、全体の4分の1近くを占めています。また現在、「日本人の2人に1人は一生のうちに何らかのがんになる」といわれるほど、がんは身近な病気になっています。ただし、早期に発見して適切な治療を受ければ、転移や再発をすることなく生活を送れる可能性が高いでしょう。

    がんの種類には、上皮内新生物(上皮内がん)と悪性新生物があります。上皮内新生物は腫瘍が臓器等の上皮(粘膜層)部分にとどまっている状態のことで、転移の心配は少ないですが、放置をすると悪性新生物に進行するおそれがあるため、早期の治療が必要です。一方で、悪性新生物は、がん細胞が細胞や粘膜の奥深くまで進み、周囲の組織や臓器に広がる浸潤や転移の可能性が高い状態のことを指します。手術治療、放射線治療等を行いますが、治療後も、再発や転移がないか検査を続けていく必要があります。

    心疾患

    心疾患とは、心臓に発生する病気の総称です。代表的なものに、冠動脈が狭くなり胸に痛みや圧迫感が生じる「狭心症」や、冠動脈が詰まり激しい胸の痛みや呼吸困難を伴う「心筋梗塞」、脈が不規則に乱れ動悸や息切れを伴う「不整脈」等があります。狭心症や心筋梗塞の原因は、動脈硬化や血栓で心臓の血管が狭くなり、心臓に十分な酸素や栄養が行き渡らなくなることです。日本人の死因としては、がんに次いで2番目に多い病気です。

    脳血管疾患

    脳血管疾患とは、脳の血管のトラブルによって発症する病気の総称です。脳血管疾患は大きく2つのタイプに分かれ、代表的な症状に脳出血やくも膜下出血が含まれる「出血性脳血管疾患」と、脳梗塞等の症状が含まれる「虚血性脳血管疾患」があります。これらはまとめて「脳卒中(脳出血・くも膜下出血・脳梗塞)」とも呼ばれます。脳出血やくも膜下出血は脳の血管が破れて出血することによって起こる一方、脳梗塞は脳の血管が詰まって血流が悪くなるために引き起こされる病気です。

    脳血管疾患は、一命をとりとめたとしても、深刻な後遺症がのこってしまうこともあります。どのような後遺症が現れるかは、脳の損傷を受けた場所と損傷の程度によって異なりますが、手足のまひや言語障害、視覚障害、感覚障害等がのこる可能性があります。

    三大疾病にかかった時のリスク

    三大疾病の怖いところは、死因に占める割合の高さだけではありません。三大疾病にかかってしまった場合、次のようなリスクが考えられます。

    治療期間が長くなる

    三大疾病に罹患すると、治療期間が長期化しがちです。厚生労働省「令和2年(2020)患者調査の概況別窓で開きます。」によると、三大疾病による入院時の平均在院日数は、がんが19.6日、心疾患(高血圧性を除く)が24.6日、脳血管疾患が77.4日となっています。なかでも入院日数が長いのが、脳血管疾患です。これは、脳の障害によって身体機能が低下することによる、リハビリ治療期間が含まれるからです。

    また、三大疾病は、退院後も継続した通院や検査が必要になるケースが少なくありません。他の疾患に比べて、治療期間はかなり長くなると考えてよいでしょう。

    ※出典:厚生労働省「令和2年(2020)患者調査の概況」P.14
    https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/kanja/20/dl/kanjya.pdfPDF別窓で開きます。

    医療費が高くなる

    治療期間が長期化するということは、その分医療費が増えるということでもあります。治療にかかる費用は、入院費だけではありません。例えば、がんは三大疾病の中ではもっとも平均入院日数が短いものの、退院後の抗がん剤治療等、長期間にわたって通院が続く可能性があります。

    公的医療保険には一定額以上の医療費が払い戻される高額療養費制度がありますが、先進医療等は適用外です。また、高額療養費制度を利用したとしても、自己負担額がゼロになるわけではないので、治療期間が長引いた場合の経済的リスクは避けられません。

    仕事ができなくなり収入に影響する

    三大疾病に罹患したために入院や通院が長期化すると、そのあいだは仕事を休むことになり、収入が減少してしまいます。また、病気の後遺症や薬の副作用等によって、以前と同じような生活が送れなくなる場合もあるでしょう。元の職場に復帰するのが難しくなることもあるかもしれません。入院や通院で支出がかさむ上、収入が途絶えたり減少したりしては、家計に大きなダメージを与えることになります。

    三大疾病に備えられる三大疾病保険

    このような三大疾病のリスクに備えるための保険が、「三大疾病保険」です。三大疾病保険は、その名のとおり、三大疾病に特化して備えられる保険です。

    三大疾病保険の特徴

    三大疾病保険とは、がん・心疾患・脳血管疾患によって所定の状態になった時に、一時金(三大疾病保険金)を受取ることができる保険です。また商品によっては、被保険者が死亡または保険会社所定の高度障害状態になった場合、死亡保険金または高度障害保険金が受取れるものもあります。なお、このタイプの商品は、保険金が支払われるのは1回限りで、いずれかの保険金(三大疾病保険金または死亡保険金・高度障害保険金)が支払われると、保障が消滅します。

    三大疾病保険金が受取れる「所定の状態」は保険会社によって異なりますが、死亡保障付きの三大疾病保険は一般的には以下のような条件になっています。

    ・がん

    初めてがんにかかったと医師に診断確定された時(上皮内新生物・皮膚がんは除く)。

    ・心疾患

    急性心筋梗塞になり、初診日から60日以上、労働が制限される状態が続いたと医師に診断された時。または急性心筋梗塞の治療のために手術を受けた時。

    ・脳血管疾患

    脳卒中(くも膜下出血・脳内出血・脳梗塞)になり、初診日から60日以上、言語障害・運動失調・まひ等の後遺症が継続したと医師に診断された時。または脳卒中の治療のために手術を受けた時。

    保険期間は、保障が一生涯続く「終身型」と、一定期間のみ保障される「定期型」があります。終身型は、死亡保障が付いている商品であれば途中解約での解約返戻金が支払われる場合がほとんどですが、死亡保障が付いていない商品には解約返戻金がありません。また、定期型は基本的に掛け捨てのタイプとなっています。

    その他、死亡保障が付かないタイプの三大疾病保険は、死亡保障付きの内容と比較して所定の条件が広くなっていること等が特徴です。

    がん保険との違い

    三大疾病のうち、がんのみに備える保険が「がん保険」です。保険商品によって保障内容は異なりますが、がんと診断された時やがんで入院した時、治療のための手術を受けた時等に、その内容に応じて給付金を受取ることができます。がん保険は、がんの治療に対する保障に限定されている分、三大疾病保険に比べて保険料を抑えられるという特徴があります。

    三大疾病保険とがん保険のメリット・デメリットを、以下の表にまとめました。

    ■三大疾病保険とがん保険のメリット・デメリット

    メリットデメリット
    三大疾病保険三大疾病すべてに備えられる保障対象が広いので、保険料はがん保険と比べて高め
    がん保険がんに特化しているため、保険料が抑えられる心疾患、脳血管疾患には対応できない

    がん保険については、以下の記事をご覧ください。
    がん保険とは?

    三大疾病保険の注意点

    三大疾病保険の加入を検討する際には、必ず保険金の支払い条件を確認しましょう。一般的な例を上で紹介しましたが、実際には保険会社によって支払い条件は異なります。また、「がんの場合は上皮内新生物(上皮内がん)を含むかどうか」「心疾患は急性心筋梗塞のみか、すべての心疾患が対象になるか」「脳血管疾患は脳卒中のみか、すべての脳血管疾患が対象か」等、病気の種類ごとの支払い条件も確認しておく必要があります。

    なお、がんの保障は一般的に、契約してから90日間の免責期間が設けられています。この期間にがんと診断されても保障の対象外となるため注意しましょう。

    その他、保険金(給付金)を受取れる回数についても確認が必要です。三大疾病保険の保険金の支払い回数は、1回のみ、複数回、条件を満たせば無制限等、保険会社や保険商品によってさまざまです。特に、がんは再発や転移のリスクが、脳血管疾患は後遺症によるリハビリで療養期間が長期化するリスクがあります。支払い回数が増えるほど保険料は高めに設定されていることが多いため、保険料と保障のバランスを考慮しながら検討するようにしましょう。

    三大疾病に備えるために自分に合った保険を探そう

    三大疾病とは、日本人の死因の上位を占める、がん・心疾患・脳血管疾患のことを指します。三大疾病にかかると、治療期間の長期化や、それに伴う医療費の負担増、収入の減少等、さまざまなリスクがあります。三大疾病は高齢になるほど罹患リスクが高まるため、健康な時にこそ三大疾病への備えを検討することが大切です。

    三大疾患に罹患した場合の経済的負担をカバーできるのが、三大疾病保険です。ただし、三大疾病保険は、保険会社や保険商品によって保障内容や支払い条件、保険料等が異なるため、加入の際には十分に比較検討することが重要です。「ほけんの窓口」では、保険のプランに関する相談や見積もり等が、何度でも無料で相談できます。三大疾病保険の加入を検討したい場合は、ぜひ「ほけんの窓口」にご相談ください。

    監修者プロフィール

    原 絢子

    原 絢子

    日本FP協会 AFP認定者、2級ファイナンシャル・プランニング技能士

    自分で保険の見直しを行ったのをきっかけに、お金の知識を身につけることの大切さを実感し、ファイナンシャルプランナーとして活動を始める。モットーは「自分のお金を他人任せにしない」。一人でも多くの人がお金を味方につけて、自分の思い描く人生を歩んでほしいと、マネーリテラシーの重要性を精力的に発信している。FPサテライト株式会社別窓で開きます。所属FP。

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