1人暮らしの生活費は平均いくら?
出費を抑える節約のポイントを解説
出費を抑える節約のポイントを解説
1人暮らしにかかる生活費の相場を知っておけば、節約計画も立てやすくなるでしょう。
ここでは、1人暮らしの1か月あたりにおける生活費の平均額や、生活費を上手に管理・節約するためのポイントについて解説します。
この記事のポイント
- 1人暮らしの生活費の平均は、1か月あたり約17万円
- 住居費や保険料等の固定費を見直すと、生活費を効率良く節約できる
- 1人暮らしのお金について迷ったら、「ほけんの窓口」で無料相談を活用する方法もある
1人暮らしの1か月あたりの生活費の平均
これから1人暮らしを始める人や、現在の支出を見直したいと考えている人にとって、生活費の目安は気になるポイントといえるでしょう。
総務省統計局が公表している2025年の「家計調査」によると、1人暮らし(単身世帯)の1か月の平均支出額は、17万3,042円となっています。
主な支出の内訳は、以下のとおりです。
■全国・全世代の単身世帯における1か月の平均支出内訳
| 項目 | 金額 | 割合 (小数点第2位を四捨五入) |
|---|---|---|
| 食費 | 4万9,321円 | 28.5% |
| 住居費 | 2万1,667円 | 12.5% |
| 光熱・水道費 | 1万3,333円 | 7.7% |
| 家具・家事用品費 | 6,120円 | 3.5% |
| 被服費 | 4,908円 | 2.8% |
| 保健医療費 | 8,754円 | 5.1% |
| 交通・通信費 | 1万9,334円 | 11.2% |
| 教養・娯楽費 | 2万1,173円 | 12.2% |
| その他(交際費等) | 2万8,432円 | 16.4% |
| 合計 | 17万3,042円 | 100% |
※出典:総務省統計局「家計調査」(2025年)P.15
(https://www.stat.go.jp/data/kakei/sokuhou/tsuki/pdf/fies_gaikyo2025.pdf)を基に作成
なお、「家計調査」における住居費には賃貸の場合の家賃は含まれますが、持ち家の場合の住宅ローン返済額は含まれていません。そのため、実際の住居費の負担感とは乖離があることに注意が必要です。
1人暮らしにかかる費用は、住む地域やライフスタイルによっても大きく異なります。一般的な平均額を参考にしつつ、自分の生活状況に合わせた支出バランスを考えましょう。
1人暮らしの生活費を見直す際の手順
1人暮らしでは、自分の収入によって生活費のすべてをまかなわなければなりません。無理なく1人暮らしを続けるためには、毎月の支出管理が非常に重要になります。
「1人暮らしの生活費を計画的に管理したい」「生活費を見直して無駄な支出をなくしたい」という場合は、以下のような方法が効果的です。

固定費を見直す
1人暮らしの生活費を見直す際は、まず固定費から着手するのが効果的です。
固定費とは、住居費や通信費、光熱・水道費、保険料等、毎月定額またはほぼ定額で発生する支出のことです。固定費は一度見直せば節約効果が継続し、自動的に毎月一定額の支出削減につながります。
固定費のなかでも大きな割合を占めるのが住居費である家賃です。賃貸契約の更新時に、家賃交渉や引越しを検討するのもよいでしょう。
また、携帯電話やインターネット等の通信費や光熱・水道費は、プランの見直しによって節約につながる可能性があります。
使途不明金を確認する
1人暮らしをする時には、日々の支出をしっかりと管理し、何にいくら使ったのか、使途不明金がないかを把握することが重要です。家計を振り返った時、「何に使ったのかわからないお金」が多い場合は注意が必要です。
使途不明金が多いほど、気づかないうちに無駄遣いが積み重なっている可能性があります。例えば、コンビニエンスストアでの少額購入や、利用していないサブスクリプションサービスの契約等、無駄な支出があるかもしれません。
まずは1か月分の支出を記録し、内容を分類してみることをおすすめします。
家計簿のアプリ等を活用するのもひとつの方法です。クレジットカードやキャッシュレス決済の利用明細を確認するだけでも、支出の傾向が見えてくるでしょう。
変動費を見直す
固定費と使途不明金を見直したら、変動費の確認に取りかかりましょう。
変動費とは、毎月金額が異なる支出のことで、食費や被服費、娯楽費等が挙げられます。これらの変動費の金額は、その月の過ごし方によって大きく変わるのが特徴です。
スムーズに支出をコントロールするには、あらかじめ項目ごとの予算を設定したり、予算内でやりくりできた分は貯蓄に回すといった目的を持たせたりすることも、効果的です。
家計の見直しについては、以下の記事をご覧ください。
家計の見直しはどこから?固定費を見直す方法と節約のコツを解説
【項目別】1人暮らしの節約のポイント
1人暮らしの生活費を節約するには、支出項目ごとに押さえておきたいポイントがあります。
ここからは、支出の項目ごとに、節約に効果的なポイントを紹介していきます。

住居費
住居費は、家計のなかでも大きな割合を占める支出です。
賃貸の場合、無理なく支払える家賃の目安は、一般的に手取り収入の30%以内といわれています。家賃が手取りの30%を超えているなら、引越しを検討するのもよいでしょう。契約更新のタイミングで家賃交渉をするのもひとつの方法です。
一方、持ち家で住宅ローンを支払っている場合は、確定申告や年末調整(2年目以降)で住宅ローン控除を適用すれば、税負担の軽減につながります。また、金利の低い金融機関に借り換えることで、利息の支払いを節約できる可能性があります。
光熱・水道費
日々の節電や節水を心掛けると同時に、電力会社やガス会社の契約プランを見直すこともおすすめです。
例えば、電気料金は、契約アンペアを変更することで基本料金を下げられる場合もあります。会社によっては電気とガスのセット割引を実施していることもあるので、お得なプランを探してみてください。
また、古い家電を使っている場合は、最新の省エネ家電に買い替えると月々の電気代が変わるでしょう。
その他、シャワーヘッドを節水タイプに切り替えたり、風呂の残り湯を洗濯に利用したりすることも、水道代の節約に効果的です。
通信費
携帯電話や自宅のインターネット回線といった通信費も、料金プランの見直しで節約効果が期待できます。
例えば、スマートフォンを大手キャリアから格安SIMに切り替えられれば、毎月数千円の出費を削減できます。また、不要なオプションの解約も、節約に効果的です。
インターネット回線についても、インターネット回線とスマートフォンをセットで契約する割引キャンペーンを利用できれば、節約効果が期待できるでしょう。
ただし、解約時には解約手数料等が発生する場合もあるので、費用については事前に確認することをおすすめします。
保険料
昔加入した保険がそのままになっているなら、現在の状況に合わせた保障内容に見直すことで、保険料を節約できる可能性があります。
特に、複数の保険に加入している場合は、保障内容が重複していないかをよく確認しましょう。
ただし、保険の見直しの際には、必要な保障まで削らないように、保険の専門家に相談することがおすすめです。
また、生命保険や地震保険の保険料を払込んでいる場合は、年末調整や確定申告で生命保険料控除を申請すると、税金の負担を軽減できます。
生命保険の見直しのタイミングについては、以下の記事をご覧ください。
生命保険の見直しのタイミングは?必要性や注意点を解説
サブスクリプション費用・会費
登録・入会しているサブスクリプションや会員制サービスの利用頻度を改めて確認し、必要のないサービスは解約しましょう。
登録・入会しているサービスを見直してみると、入会当初に比べて利用する機会が減っていたり、ほとんど使っていなかったりするサービスがあるかもしれません。
食費
食費の節約に効果的なのが自炊です。頻繁な外食やコンビニエンスストアの利用等を控え、自炊に切り替えたり、マイボトルを携帯する習慣をつけたりすることもおすすめです。
ただし、自炊の際は、食材を必要以上にまとめ買いして無駄にしないように、余った食材は下処理をして冷凍する等、上手に工夫をしましょう。
また、ふるさと納税の返礼品で、全国各地の食材を入手するのも、楽しみながら節約できる方法のひとつです。ふるさと納税を行った際には、寄附金控除の申請を忘れないように注意が必要です。
被服費
被服費を節約する際は、まずはクローゼットの整理整頓をして、持っている服の把握から始めることをおすすめします。
シーズンごとに予算を設定したり、購入する際は衝動買いをせずによく厳選したりして、無駄な出費を防ぎましょう。
被服費を節約しつつファッションを楽しむには、フリマアプリの活用もおすすめです。幅広いスタイルの服をリーズナブルに購入することができますし、着なくなった服があればフリマアプリで売ることもできます。
娯楽費
娯楽費といっても、旅行や習い事、趣味等さまざまです。
娯楽費は、日々の暮らしの質を高めるために必要な支出でもあります。すべての娯楽を無理に節約しようとすると、ストレスが溜まるかもしれません。予算を設定して優先順位をつけることが、娯楽費を節約するポイントです。
節約術については、以下の記事をご覧ください。
今すぐ始めたい節約術!固定費・変動費の見直しのポイントを解説
1人暮らしで貯蓄を増やすにはどうしたらいい?
1人暮らしで貯蓄を増やすには、まず毎月の収支を把握し、無理のない範囲で支出を見直すことが基本です。固定費や変動費を整理し、削減できる部分がないかを見直すことで、毎月の貯蓄額は変わります。
貯蓄を着実に増やす方法として、お金を使う前に一定額をあらかじめ貯蓄に回す「先取り貯蓄」を取り入れるのも有効です。
その上で、資金に余裕ができたら、ただ貯金するだけでなく資産運用を検討するのもよいでしょう。
例えば、将来に備えながら貯蓄ができる貯蓄型の保険商品を活用すれば、保障と資産形成を両立することができます。
多くの貯蓄型保険には死亡保障があり、死亡または保険会社所定の高度障害状態になった時に保険金が支払われます。さらに、払込んだ保険料の一部が積み立てられて運用される仕組みとなっており、解約時や満期時に解約返戻金や満期保険金等のまとまったお金を受取ることが可能です。
ただし、貯蓄型保険は基本的に長期運用を前提としているため、短期で途中解約すると元本割れのリスクが高くなることに注意が必要です。
また、税制優遇を受けながら資産形成ができるiDeCo(個人型確定拠出年金)やNISA(少額投資非課税制度)等を活用するのも、ひとつの方法です。
いずれも少額から始められますが、引き出し可能期間や税制優遇の内容等に違いがあります。そのため、それぞれの制度の特徴を理解した上で、自分に合った方法を選ぶ必要があります。
保険で資産運用をする方法については、以下の記事をご覧ください。
保険で資産運用できる?投資との違いや資産運用におすすめの保険商品
1人暮らしのお金のことなら「ほけんの窓口」に相談しよう
1人暮らしの生活費の平均額は、1か月あたり約17万円です。ただし、1人暮らしで実際にかかる金額は、住んでいる地域やライフスタイル等によって異なります。
まずは、月々の収支を把握し、何にいくらぐらいの金額がかかっているのかを確認しましょう。現状を正しく把握することで家計の問題点が見つかり、スムーズな節約につながりやすくなります。
また、1人暮らしで貯蓄を増やすには、節約の他、資産運用もひとつの方法です。
ただ、将来に向けた資産運用を考えても、「具体的に何をしたらいいのかわからない」という人も多いかもしれません。
将来のライフプランを見据え、無理のないお金の備え方を検討したいなら、「ほけんの窓口」への相談がおすすめです。「ほけんの窓口」では、ライフプランの設計や資産運用、万が一に備える保険等、将来のお金に関する悩みを無料で相談できます。
節約や資産形成に悩んだ時は、「ほけんの窓口」へお気軽にご相談ください。

「ほけんの窓口」の無料相談については、以下の記事をご覧ください。
「ほけんの窓口」で無料相談できる理由は?相談の流れやメリットを紹介
1人暮らしの生活費についてよくある質問
1人暮らしの生活費について、よく聞かれる疑問をまとめました。それぞれの質問について解説していますので、参考にしてください。
- 1人暮らしの毎月の生活費は平均いくら?
- 総務省統計局が公表している「家計調査(2025年)」によると、1人暮らし(単身世帯)の1か月の平均支出額は、17万3,042円です。この結果から、1人暮らしの1か月あたりの生活費は、平均約17万円ということがわかります。ただし、実際にかかる金額は、地域やライフスタイル等によって変動します。
- 1人暮らしの生活費の出費を減らす方法は?
- 1人暮らしの生活費を減らすには、まず毎月の支出を把握し、固定費から見直すことが効果的です。住居費や通信費、光熱・水道費といった固定費は、一度見直せば節約効果が継続します。その上で、支出のなかに使途不明金がないかを確認し、食費や被服費、娯楽費等の変動費を見直すとよいでしょう。
変動費の見直しにあたっては、項目ごとに予算を設定すると、無理なく支出をコントロールしやすくなります。
- 1人暮らしで貯蓄を増やす方法は?
- 1人暮らしで貯蓄を増やすには、まず収支を把握し、固定費や変動費を見直して毎月の黒字を確保することが基本です。その上で、余裕資金ができたら、預貯金だけでなく資産運用も検討するとよいでしょう。資産運用をするには、貯蓄型の保険商品で保障と資産形成を両立する方法や、iDeCo(個人型確定拠出年金)やNISA(少額投資非課税制度)といった税制優遇制度を活用する方法があります。
監修者プロフィール
原 絢子
日本FP協会 AFP認定者、2級ファイナンシャル・プランニング技能士
自分で保険の見直しを行ったのをきっかけに、お金の知識を身につけることの大切さを実感し、ファイナンシャル・プランナーとして活動を始める。モットーは「自分のお金を他人任せにしない」。一人でも多くの人がお金を味方につけて、自分の思い描く人生を歩んでほしいと、マネーリテラシーの重要性を精力的に発信している。FPサテライト株式会社所属FP。

