保険代理店とは?役割や業務、メリット・デメリットを
わかりやすく解説
わかりやすく解説
保険への加入を検討する際は、大きく分けて、保険会社に直接申込む方法と保険代理店を利用する方法があります。
どちらを選ぶかによって選べる保険商品やサポート内容が異なるため、あらかじめ特徴を理解しておくことが大切です。
ここでは、保険代理店の仕組みや保険会社との違い、利用するメリット・デメリット、選ぶ際のポイントについて、わかりやすく解説します。
この記事のポイント
- 保険代理店は、保険会社に代わって保険の契約を取扱う事業者で、保険選びや加入後のサポートも行う
- 保険代理店を選ぶ際は、取扱保険会社や保険の種類、担当者の知識、サポート体制等を確認する
- 保険代理店選びに迷ったら、「ほけんの窓口」で無料相談予約ができる
保険代理店とは?役割と種類
保険代理店は、保険会社から委託を受けて、継続的に保険契約の締結の代理または媒介を行う事業者で、保険加入希望者と保険会社のあいだを取り持つ役割があります。保険に加入したい人と保険会社の間に立ち、保険商品の販売だけではなく、保険選びや契約内容の提案・アドバイス、加入後のサポートまで、幅広く手掛けています。

保険代理店が取扱う保険の種類は、大きく生命保険と損害保険に分けられます。
また、取扱保険会社が1社の場合は専属代理店、複数の保険会社を取扱う場合は乗合代理店と呼びます。
取扱う保険の種類と保険会社の数による保険代理店の分類は、以下のとおりです。
■取扱う保険の種類と保険会社の数による分類
| 取扱う保険の種類 | 保険会社の数 | |
|---|---|---|
| 生命保険の専属代理店 | 生命保険のみ | 1社のみ |
| 生命保険の乗合代理店 | 生命保険のみ | 複数 |
| 損害保険の専属代理店 | 損害保険のみ | 1社のみ |
| 損害保険の乗合代理店 | 損害保険のみ | 複数 |
| 生命保険と損害保険の両方を扱う専属代理店 | 生命保険と損害保険 | 1社ずつ |
| 生命保険と損害保険の両方を扱う乗合代理店 | 生命保険と損害保険 | 複数 |
保険代理店で加入手続きを行っても、保険の種類によって契約の成立時期が異なる場合があります。
生命保険は、保険代理店が保険会社へ取り次ぎ、保険会社が加入を承諾した時点で契約が成立しますが、損害保険では、多くのケースで保険代理店が保険会社に代わって契約を成立させます。
なお、保険代理店は保険会社から契約手数料を受取って運営しているため、お客さまは無料で相談できることが一般的です。
保険代理店と保険会社の違い
保険会社は、内閣総理大臣の免許を受けて保険商品を開発し、販売や保険金の支払いを行う企業です。
いわば「保険をつくるメーカー」のような存在で、一般的に自社商品のみを取扱います。
一方の保険代理店は、保険会社と委託契約を結び、保険商品の販売や加入後のサポートを行う企業です。
「メーカーの商品を販売する小売店」のような立場で、複数社の保険商品を取扱う保険代理店も多くあります。
保険代理店の主な業務
保険代理店は、具体的にどのような業務を担っているのでしょうか。主な3つの業務についてご紹介します。

保険の相談・提案
保険代理店は、保険を検討しているお客さまに対して、相談に応じ、アドバイスやプランの提案を行います。
担当者がお客さまの意向やライフプラン等をヒアリングし、条件に合った保険商品を紹介します。
さらに、加入中の保険についての見直しの相談も可能です。
加入手続き
保険代理店では、保険の加入手続きに関するサポートを行います。
申込み書類の記入サポートや必要書類の確認、保険会社への提出等に一貫して対応するため、初めての加入でも安心です。
アフターフォロー
保険代理店では、加入後のアフターフォローも対応しています。
住所や名義の変更、保障内容の見直しなどの各種手続きの他、保険金の請求が必要となった際には、状況を確認した上で、必要な書類や手続きの流れを案内し、書類の記入方法や提出先等について丁寧にサポートします。
保険代理店を利用するメリット
保険への加入を希望する際、保険代理店を利用することで、多くのメリットが得られます。
ここでは、3つのメリットについて解説します。
乗合代理店なら、複数社の保険商品を比較検討できる
保険代理店のなかでも、乗合代理店を利用すれば、複数社の保険商品を比較検討することが可能です。
乗合代理店ではさまざまな保険会社の保険商品を取扱っており、生命保険と損害保険をそれぞれ比較検討でき、ニーズに合った保険商品を見つけやすいでしょう。
また、同じ保険代理店で複数社の保険商品に加入している場合、手続きの窓口をひとつにまとめられる点もメリットです。
無料で相談できる保険代理店が多い
多くの保険代理店では、無料で相談ができたり、提案を受けられたりします。
保険商品は種類が多く、内容も複雑ですが、専門知識を持つ担当者がライフプランや希望を基に、必要な保険をわかりやすくアドバイスしてくれます。
加入後もサポート体制が整っている
加入後のサポート体制が整っていることも、保険代理店を利用する大きなメリットです。
契約内容の確認や各種変更手続き、保険金請求等に加え、ライフステージの変化による保障内容の見直しの際もサポートをしてもらえます。
保険代理店を利用するデメリット
保険代理店にはさまざまなメリットがありますが、デメリットもあります。
具体的なデメリットを見ていきましょう。
損害保険は「ダイレクト型(通販型)保険」より保険料が割高になる
保険代理店で自動車保険等の損害保険に加入すると、「ダイレクト型(通販型)保険」よりも保険料が割高になる可能性があります。
ダイレクト型(通販型)保険は、インターネットや電話を通じて保険会社と直接契約する仕組みで、人件費等のコストを抑えられるため、保険料が割安に設定されています。
生命保険は、同一の保険商品であれば、保険会社と保険代理店のどちらで加入しても保険料は変わりません。
ただし、保険代理店によっては取扱っている保険商品が異なる点に注意が必要です。
加入までに手間・時間がかかる
保険代理店を利用する場合、担当者との面談やヒアリングを通じて、複数社の保険商品を比較検討しながらそれぞれに合った保険プランを作成するため、加入までに時間がかかる傾向があります。
対面で丁寧に相談できる半面、忙しくて来店の時間を確保しにくい人や、すぐに加入手続きを済ませたい人にとっては手間に感じられることもあるでしょう。
しかし、最近ではオンライン相談も可能な保険代理店も多くあります。
信頼できる保険代理店を見つける必要がある
信頼できる保険代理店を見つける必要がある点も、デメリットといえるでしょう。
保険代理店によって、取扱保険会社・保険商品の数や、相談できる内容、サポート体制に違いがあります。すべての保険代理店が希望どおりの対応をしてくれるとは限りません。
そのため、保険代理店を利用する際は、複数社を比較できるか、担当者が状況や希望を丁寧に聞いた上で提案してくれるか、相談後の対応が丁寧か等を確認し、自分に合った保険代理店を選ぶことが大切です。
保険代理店を選ぶ際のポイント
自分に合った保険を選ぶためには、保険代理店選びが大切です。
ここでは、安心して相談できる保険代理店を見つけるためのポイントをご紹介します。

取扱保険会社・保険種類の多さ
保険代理店によって、取扱保険会社数や保険の種類が異なります。
多くの保険会社の保険商品を取扱っている代理店なら、より幅広い選択肢から自分に合った保険を選びやすくなります。
そのため、事前に公式サイト等で取扱保険会社の一覧や対応している保険の種類を確認しておくと、自分の希望に合った相談がしやすくなるでしょう。
担当者の知識・経験の信頼性
保険商品は種類も多く、内容も複雑なため、保険代理店の担当者の知識や経験はとても重要です。
説明がわかりやすく、質問にも丁寧に答えてくれる担当者であれば、納得して加入を検討できます。
また、希望に寄り添い、ライフステージの変化や将来設計を踏まえた提案をしてくれるかどうかも、重要なポイントです。
サポート体制・評判
加入後のサポート体制や、利用者からの評判も保険代理店を選ぶ際の重要なポイントです。
住所変更や保険金の請求等、加入後の各種手続きについて、スムーズに対応してもらえるかを確認しておきましょう。
また、公式サイトや口コミ、比較サイト等で、担当者の対応やアフターフォローに関する評価をチェックするのもおすすめです。
長期間にわたって保障が続く保険商品が多いからこそ、「加入して終わり」ではなく、加入後も安心して相談できる保険代理店を選ぶことが大切です。
自分に合った保険代理店を見つけよう
保険代理店では、複数社の保険商品を比較検討でき、専門知識を持つ担当者からプランの提案や見直しのアドバイスを受けられる等、保険選びをサポートしてもらえるメリットがあります。
ただし、保険代理店によっては取扱保険会社や保険の種類、担当者の知識やサポート体制等も異なるため、自分に合った保険代理店を見つけることが重要です。
「ほけんの窓口」では40社以上、300商品以上の保険商品※を取扱っており、幅広い選択肢のなかから、一人ひとりに合ったプランを提案できることが大きな特徴です。
また、「ほけんの窓口」独自のライフプランシミュレーションシステム「あすナビ」を活用しながら、専門知識を持つ担当者が丁寧に相談に応じており、全国どの店舗・相談方法でも、質の高い提案ができる体制を整えています。
保険代理店での相談なら、ぜひ「ほけんの窓口」にご相談ください。
- ※一部、損害保険の取扱いがない店舗があります。
- ※取扱保険会社・保険商品は店舗により異なります。

保険代理店についてよくある質問
保険代理店について、よく聞かれる疑問をまとめました。それぞれの質問について解説していますので、参考にしてください。
- 保険代理店と保険会社はどう違うのですか?
- 保険会社は、内閣総理大臣の免許を受けて保険商品を開発し、販売や保険金の支払いを行う企業です。一方の保険代理店は、保険会社と委託契約を結び、保険商品の販売や加入後のサポートを行う企業です。
「メーカーの商品を販売する小売店」のような立場で、複数社の保険商品を取扱う保険代理店も多くあります。
- 保険代理店を利用するメリットは?
- 保険代理店のなかでも、複数社の保険商品を取扱う乗合代理店なら、さまざまな保険保険を比較検討しながら、自分に合ったプランを選べる点が大きなメリットです。
また、専門知識を持つ担当者に無料で相談でき、内容が複雑な保険もわかりやすく説明してもらえます。さらに、保険金請求、保障内容の見直し等もサポートしてもらえるため、加入後も安心です。
- 保険代理店を選ぶ際のポイントは?
- 保険代理店を選ぶ際のポイントのひとつは、取扱保険会社・保険種類の幅を確認することです。さらに、担当者の知識や経験、加入後のサポート体制、お客さまからの評判等も重要なチェックポイントです。
信頼できる保険代理店を選ぶことで、加入後も安心して相談できます。
監修者プロフィール
黒川 一美
日本FP協会 AFP認定者、2級ファイナンシャル・プランニング技能士
FPサテライト株式会社 流山サテライトオフィスマネージャー
FPサテライト株式会社 流山サテライトオフィスマネージャー
大学院修了後、IT企業や通信事業者でセールスエンジニア兼企画職として働く。保険や税制の執筆業務を得意とし、年間約150本の執筆・監修を行う。通信事業者での経験を活かし、通信費削減に関する情報提供にも力を入れる。地域とのつながりを重視し、3人の子育てをしながら「地域×FP」をテーマに空き家問題や創業支援に取り組む。

