あの日入った保険のおかげでしっかり治療に専念できた
~ほけんの窓口との出会い~

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これは、お客さまの実話に基づいたエピソードです。

「いつでも気軽にご相談いただきたい。お客さまの気持ちに寄り添い、不安を安心に変えるお手伝いがしたい。保険を通して“安心と安全”をお届けしたい」

そんな想いを胸に、私たちはいつもお客さまの近くにいます。このエピソードから、ほけんの窓口を少しでも身近に感じていただけたら幸いです。

一人暮らしのワクワクと不安

ほけんの窓口に初めて相談にうかがったのは、今から6年ほど前のことです。その年、私は40代後半で実家から遅めの独立を果たし、一人暮らしを始めていました。心の中は、新しい生活にワクワクする気持ちと、何かあったとしても咄嗟に親を頼ることができないのだという心細さが半分ずつありました。「もし病気や怪我で、思うように体が動かせなくなったらどうしよう。お金は? 仕事は? 身の回りのことをやってくれる人はいるのだろうか?」。生活が落ち着くにつれ、こうした不安をなんとかしておきたいという思いが強くなっていきました。

そんなある日、近所のショッピングセンターの中にほけんの窓口のお店があることに気がつきました。ほけんの窓口のことはテレビCMでなんとなく知っていましたが、身近な場所にお店があることで興味が湧きました。
「今の私の不安な気持ちに寄り添ってくれるような保険ってあるのかな?」。
そう思い、本当に気軽な気持ちで相談の予約を入れたのです。

そうして初めての相談にうかがい、担当していただくことになったのがAさんという男性のライフパートナーでした。私は当時入っていた保険もなく、どんな保険があるのか、自分にはどれくらいの保障が必要なのかもわからない状態でした。相談した後に保険に入るかどうかも決まっていません。けれどAさんは、私の状況や気持ちを頷きながらじっくりと聞いてくださったのです。
気づけば一人暮らしの心細さや仕事のこと、病気や怪我で動けなくなった場合の心配などを、全てお話ししていました。Aさんからの質問や情報提供を通して、私自身はっきりとわかっていなかった具体的な病気への不安もだんだんと明確になっていきました。私が特に気になっていたのは、女性疾病とがんの保障です。もうすぐ50代になろうかというタイミング。乳がんや子宮頸がんなど、女性だからこそのリスクに備えたいと思っていました。また、良性ではありましたが、乳がんの疑いで手術を受けた親族がおり、どこか頭の隅に「自分だって例外ではない」という不安がありました。

Aさんは私の話を全て聞き終え、少し考えた後、ご自分の家族にも乳がん経験者がいることを話してくださいました。当時どんな心配事があって、ご家族の様子や気持ちはこうだったなど、ご自分の気持ちとともにお話しくださり、それは私の不安と共鳴するようなお話でした。だからかもしれません。私が万が一病気になったときのことをイメージして、何かあったときにも困らないようにしたい、そんな一生懸命な気持ちが伝わってきました。そして私の不安を全て払拭できるように、必要な保障をいくつかの保険会社から比較しながら説明をしてくれました。一つのお店でいろいろな保険会社の商品を見比べて、わからないところは聞きながら選べたのは大変便利でした。最終的に3社の保険会社の商品から組み合わせ、女性疾病特約のついた医療保険とがん保険、そして傷害保険のプランができあがりました。月々の保険料も、私が払えると思える金額でした。これなら、今すぐにでも入りたい。その日のうちにハンコを取りに自宅に帰り、加入手続きまでお願いすることに決めました。
なんとなく話を聞いてみたかったから、と気軽に予約を入れた私。自分でも驚くぐらい、スムーズに保険加入を決めました。Aさんの豊富な知識、そして親しみやすいお人柄や、真摯に私の話に耳を傾けて不安を解消できるようにしたいと対応してくださる姿勢を、深く信頼できたからこその判断でした。
「これからは、何かあっても大丈夫だ」。相談後の帰り道は一人暮らしの心細さが薄まり、どこか気持ちが軽くなったように感じたのを覚えています。

家がすぐ近くだったこともあり、それからは年に一度は傷害保険の更新手続きのためAさんを尋ねるようになりました。郵送での手続きも可能なのですが、Aさんにお話を聞いてもらうこと自体が、一人暮らしをする私の生活の中で、一つの楽しみになっていました。

「あれ?」担当医が首を傾げた

それから2年ほど経ち、会社の健康診断を受けた時のことです。担当医が「あれ?」と首を傾げたのです。「胸と脇にしこりがあります。もしかしたら悪性ということもあり得るので、専門医の精密検査を受けてください」。昨年、健康診断は受けることができなかったものの、体調にも変化は無く、こんなことは初めてでした。不安な気持ちを抱えながら検査をいくつか受け、診断結果が出ました。

そのしこりは、乳がんでした。すでにリンパ節にも転移が見られ、予想以上の進行状態にありました。押し迫る不安の波に「治るんですか?」と思わず問いかけた私への担当医の答えはこうでした。「完治はしません。でも進行を食い止めることはできます。一緒に頑張りましょう」。完治はしない……。その言葉に、目の前が真っ暗になり、一緒に結果を聞きにきてくれた母と泣き崩れることしかできませんでした。

混乱したまま、Aさんに連絡を入れました。「私の入っている保険でどのくらい出ますか?私、どうしたらいいですか……?」。入っておいた保険で何かしら給付は受けられるだろうと思っていましたが、本当に大丈夫なのか不安でもありました。そして、ご家族の乳がん経験の話をしてくださったAさんなら何かわかることもあるのではないかと、藁にもすがるような気持ちで現状を話しました。Aさんは私の話を聞いてとても心配してくださり、不安を受け止めてくれました。すぐに保障内容を調べ、どれくらい給付が受けられそうか教えてくださいました。そして「保険に関係ないことでも、何かあれば、いつでもご連絡いただいてお話をお聞かせください。お待ちしています」ともおっしゃって、動転している私の気持ちに寄り添ってくれました。これからの治療を考えると不安なことばかり。保険の請求手続き以外でも、治療までの検査や診察の度にAさんに電話をして、進捗報告とともに不安や悩みなどいろいろな話もしてしまったのですが、話を聞いてくださる方がいるのはとても大きな励みになりました。

それから、私のがんとの戦いが始まりました。最もつらかったのは、抗がん剤を月に一度のペースで投与していった最初の数カ月です。投与の度に髪やまつ毛は抜け、爪は変色し、身体中がパンパンにむくみました。仕事を続けることはできず、せっかく始めた一人暮らしもやむなく断念。実家に戻り、治療に専念することにしました。

そして、ある程度がんが小さくなってきたところで、摘出手術を受けました。無事、手術は成功。でもそれで終わりではなく、体力が回復してきたところで、放射線治療も受けなくてはなりませんでした。幸い、私の場合は治療や手術の効果がきちんと現れました。治療を始めてから約1年。放射線治療も一段落し、現在は経過観察による年2回の検査のみとなりました。私はなんとか、がんから生き延びたのです。

あの日入った保険のおかげで、楽しく今を生きられている

治療中、嬉しかったことがあります。抗がん剤治療で髪が抜けていたときに作ったウイッグが、とても素敵だったことです。
抗がん剤治療が始まる直前、医療用ウイッグの専門店に向かい、私に似合うようにカットしてウイッグを作っていただきました。付け心地もよく見た目も自然で、おしゃれに見えるようカットしてもらえたので、「素敵ですね」と褒められることも多く嬉しかったです。ウイッグのおかげで、髪が抜けていた時期もグッと明るい気分になれました。

ウイッグは、私にとって決して安い買い物ではありませんでした。けれど、給付金で手術や抗がん剤治療の費用を賄えていたため、思い切ってこだわりのウイッグの購入に踏み切ることができました。

抗がん剤治療、手術、入院、放射線治療。全ての治療で、あの日Aさんに提案された保険から給付をいただくことができました。そのおかげで、治療中、体はつらかったですが、お金への心配はあまりせずに済んだのです。おそらく、保険に入っていなかったら、治療に付き添ってもらうなどの負担をかけている両親に経済的にも頼ることになり、そのことが自分自身の大きな負い目になっていたと思います。申し訳なさから、ウイッグを買って友人とランチを楽しんだりするということもできなかったはずですし、同じように生き延びられたとしても、自ら生活を切り詰め、精神的に追い詰められていたかもしれません。

あの日、Aさんに不安を打ち明け、保険に入っておいて本当によかった。あの保険から支払われた給付金のおかげで、私はつらい治療中にも楽しみを見つけ、無事、寛解(症状が落ち着いて安定した状態)することができました。そして今、誰かに負い目を感じることもなく、こうやって生活を続けられています。

初めて相談にうかがったときの私は、漠然とした不安こそありましたが、まさか自分が本当にがんになるなんて思っていませんでした。私のように、どこか将来に不安を感じている方がいれば、病気になる前に保険に入っておいてほしいと切に願います。また、しっかり毎年の健康診断を受けて、時折自分の身体を触診などで変化がないか確認することをおすすめしたいです。私もちゃんと毎年健康診断を受けて身体の変化に気づけていたら、もっと早くがんを発見できたのかもしれない、と後悔が残ります。
そして、ほけんの窓口と担当のAさんに出会えたのも何かのご縁。漠然とした不安でも、私の話にきちんと耳を傾け、解決策を示してくれました。そうやって不安を納得のいく備えに変えておくことは、何かあったとき、きっと人生を支える力になるはずです。また、私が精神的につらかった時期にたくさん話を聞いてくれ、心の支えの一つになってくださったことにも本当に感謝しています。
加入した保険とともにお店で見守っていてくださる安心を感じながら、今も毎年、傷害保険の更新でほけんの窓口にうかがうお付き合いを続けています。

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