生命保険は毎月いくら払っている?
~年代別の金額相場、目安や決め方~

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生命保険の加入や見直しを検討する際、「他の人は保険料をいくら支払っているか?」が気になる方は多いのではないでしょうか。無理なく将来に備えるためにも、保障内容と保険料のバランスは大切です。
本記事では、公的機関が発表している生命保険の年代別の平均保険料と保険選びのポイントについて解説します。生命保険選びの最初の指標として、おおまかな金額を把握できると比較・検討しやすくなるでしょう。

生命保険の保険料の平均はいくら?

一人あたりの保険料の平均支払額

公益財団法人生命保険文化センターが発表している調査結果によると、民間の生命保険会社や郵便局等で取扱っている生命保険や個人年金保険の加入者のうち実際に保険料を支払っている人の年間払込保険料(一時払や頭金の保険料は除く)の平均は、全体が17.9 万円、男性は20.6万円、女性は16.0万円と男女で4.6万円ほど差が生じています。また、月々の平均支払額でみると1万円未満の割合が男性33.0%、女性44.1%と最も多く、1万円~2万円未満の割合を合計すると男女ともに全体の半数以上の割合を占めることがわかります。

月間払込保険料(全生保)[性別]

月間払込保険料(全生保)[性別]

出典:(公財)生命保険文化センター「2022(令和4)年度生活保障に関する調査」(2023年3月発行)P.202を基に作成
https://www.jili.or.jp/files/research/chousa/pdf/r4/2022honshi_all.pdf

次に世帯主年齢別・世帯年収別・ライフステージ別、世帯あたりの年間保険料の平均支払額をそれぞれ紹介していきます。

【世帯主年齢別】保険料の平均支払額

ここでは、世帯主の年齢別に保険料の平均支払額を紹介していきます。公益財団法人生命保険文化センターの2021(令和3)年度 生命保険に関する全国実態調査によると、世帯主年齢別の年間払込保険料の平均支払額は、全体で2009年は45.4万円でしたが2021年は37.1万円と12年の間に年間8.3万円少なくなっています。月平均に直すと3.7万円から3万円になったことになります。また2021年について年齢別にみると、平均支払額が全体の平均より年間1万円以上高い年齢は、35~39歳と50~54歳、55~59歳、60~64歳、65~69歳でした。平均支払額は世帯主の年齢によって異なっていることを覚えておきましょう。

世帯年間払込保険料(全生保)【世帯主年齢別】

2021年
全体37.1万円
29歳以下21.5万円
30~34歳26.2万円
35~39歳38.2万円
40~44歳34.8万円
45~49歳37.5万円
50~54歳43.2万円
55~59歳43.6万円
60~64歳38.4万円
65~69歳43.6万円
70~74歳33.7万円
75~79歳31.4万円
80~84歳28.6万円
85~89歳35.8万円
90歳以上25.6万円

出典:(公財)生命保険文化センター「2021(令和3)年度 生命保険に関する全国実態調査」 P.38を基に作成
https://www.jili.or.jp/files/research/zenkokujittai/pdf/r3/2021honshi_all.pdf

【世帯年収別】保険料の平均支払額

ここでは、世帯年収別の年間払込保険料の平均支払額を紹介していきます。以下の表の通り、世帯年収が高くなるにつれて保険料の支払額は多くなる傾向にあります。また、世帯年収に対する保険料割合は、世帯年収が低い世帯ほど大きくなる傾向がみられます。ただし、生命保険の保険料は加入時の被保険者の年齢、保険の種類や保障内容等で保険料が大きく変化します。調査結果でわかった平均支払額はひとつの目安として、まずは自分の世帯に合った保険種類や保障内容を検討してみましょう。

世帯年収別の年間払込保険料の平均

世帯年収年間払込保険料の平均
200万円未満20.5万円
200~300万円未満28.0万円
300~400万円未満31.5万円
400~500万円未満30.6万円
500~600万円未満31.9万円
600~700万円未満32.9万円
700~1000万円未満43.4万円
1000万円以上57.9万円

出典:(公財)生命保険文化センター「2021(令和3)年度 生命保険に関する全国実態調査」 P.40を基に作成
https://www.jili.or.jp/files/research/zenkokujittai/pdf/r3/2021honshi_all.pdf

【ライフステージ別】保険料の平均支払額

ここでは、ライフステージ別に年間払込保険料の平均支払額を紹介していきます。以下の表の通り「末子保育園児・幼稚園児」がいる世帯と「末子就学終了」世帯の保険料の平均支払額が他と比較して高いことがわかります。これはライフステージに応じて必要となる保険種類や保障内容が異なるためです。生命保険を検討する際は、現在のライフステージだけではなく将来のライフステージの変化によって必要な保障が変わり、保険料も増減する可能性があることを考慮しましょう。

ライフステージ別の年間払込保険料の平均

ライフステージ年間払込保険料の平均
夫婦のみ(40歳未満)21.0万円
夫婦のみ(40~59歳)37.4万円
末子乳児33.2万円
末子保育園児・幼稚園児40.2万円
末子小・中学生36.9万円
末子高校・短大・大学生36.3万円
末子就学終了42.1万円
高齢夫婦有職(60歳以上)37.9万円
高齢夫婦無職(60歳以上)31.9万円

出典:(公財)生命保険文化センター「2021(令和3)年度 生命保険に関する全国実態調査」 P.220を基に作成
https://www.jili.or.jp/files/research/zenkokujittai/pdf/r3/2021honshi_all.pdf

参考<ライフステージの設定区分>

ライフステージ内容
夫婦のみ(40歳未満)
夫婦のみ(40~59歳)
世帯主年齢がそれぞれ40歳未満、40~59歳である夫婦のみの世帯
末子乳児
末子保育園児・幼稚園児
末子小・中学生
末子高校・短大・大学生
末子就学終了
同居の子ども(末子)がそれぞれの末子態様に当てはまる世帯(これらの世帯はいわゆる核家族世帯(夫婦と子の世帯)に限定しておらず、母子・父子世帯や三世代世帯(親と同居の世帯)も含まれる)
高齢夫婦有職(60歳以上)
高齢夫婦無職(60歳以上)
世帯主年齢がそれぞれ60歳以上である夫婦のみの世帯であり、世帯主が有職もしくは無職の世帯
(同居の子どもがいる場合は、「高齢夫婦有職」あるいは「高齢夫婦無職」として取り扱わず、上記末子態様のいずれかに含めている)

出典:(公財)生命保険文化センター「2021(令和3)年度 生命保険に関する全国実態調査」 P.215
https://www.jili.or.jp/files/research/zenkokujittai/pdf/r3/2021honshi_all.pdf

生命保険の保険料を決める際・保険を選ぶ際のポイント

保険料の平均支払額を一人あたりと世帯あたりで紹介してきましたが、ここでは保険を選ぶ際の3つのポイントを紹介します。

保険料だけを重視して保険を選ばない

保険料の平均支払額や保険料の割合は、あくまで「目安」でありすべての人にあてはまるわけではありません。ライフステージや年齢・資産状況等によって必要な保障はさまざまです。保険料の平均支払額だけを重視して保険商品を選ぶのではなく、まずは必要な保障を考え、次に無理なく支払い続けられる保険料にすることを意識しましょう。

保険の仕組みを念入りに確認する

生命保険は貯蓄型保険と掛け捨て型保険に分けられます。貯蓄型保険と掛け捨て型保険との違いは、支払う保険料の金額の違いと受取ることのできるお金の有無です。貯蓄型保険の大きな特徴は、満期保険金や解約返戻金等、契約者に払い戻されるお金がある保険だということです。一方、掛け捨て型保険は貯蓄型保険と異なり、契約者に払い戻されるお金が少なくなります。掛け捨て型保険でも解約返戻金がある保険商品も存在しますが、その場合も貯蓄型保険と比べると金額が少ないことが一般的です。生命保険を選ぶ際はしっかりと保険の仕組みを確認し、自分に合った商品を選びましょう。

将来のライフステージの変化を考慮する

生命保険を選ぶ際は、現在の年齢やライフステージだけではなく将来の変化を考慮しましょう。例えば、就職・結婚・出産・子育て・子どもの独立等のライフイベントを迎えた結果、必要な保障や家計の状況等が変わり保険を見直す必要性が高まります。

生命保険の保険料の金額は慎重に設定する

前述した3つのポイントを考慮した上で、生命保険の保険料は慎重に設定しましょう。調べれば調べるほど保険は複雑に感じられることでしょう。たくさんの情報の中から自分に合った商品を選び、保険料を決めることは簡単ではありません。そんな時は、保険の専門家に相談することをおすすめします。「ほけんの窓口」では、保険選びのご相談(新規・見直し)とお見積りが、何度でも無料でご利用いただけます。納得の保険が見つかるようサポートしますので、お気軽にお問い合わせください。

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