国民年金基金のQ&A

国民年金基金のQ&A

国民年金基金に加入する前、もしくは加入中に不安になりがちな点や注意が必要な点を中心に、これからQ&A方式でまとめていきます。
不安を払拭してから、是非安心して加入していただきたいので、一緒に確認してみましょう。

掛金を納めるのが厳しくなったら?

  • Q1.

    将来的に事業の状況等によって、掛金の納付が厳しくなる時があるかもしれないと不安です。その場合、どうすればいいですか?

  • A1.

    国民年金基金は掛金が未納となっている期間分の年金および一時金がお受け取りできないので、掛金の納付が厳しくなった時は、確かに不安ですよね。

    掛金の納付が厳しい場合、負担感を減らす方法がありますので、検討してみてはいかがでしょうか。

    事前の申し出により、2口目以降の口数を減らすことができます(減口)。
    手続きとしては、国民年金基金連合会ホームページの「各種届出等」に掲載されている 「減口申出書」(https://www.npfa.or.jp/join/pdf/1211genkuti.pdf)を記入し、全国国民年金基金に提出します。

    そうすることで、掛金の負担感をグッと抑えることができると思います。いかがでしょうか。

途中でやめることってできますか?

  • Q2.

    掛金を減口しても、それでも納付を続けることができない場合がもっと心配です。 その場合は途中でやめることはできますか?

  • A2.

    掛金を減口しても納付を続けられないケースは一番不安かもしれませんね。

    国民年金基金は加入後、自己都合で任意脱退および中途解約することはできません。
    掛金の納付が続けられない場合、納付を一時中断することができますので、検討してみてはいかがでしょうか。

    その場合も掛金の未納期間に合わせて将来受け取れる予定の年金が減額されることになります。

    一方で、脱退や中途解約ができないということは、貯金をすることが苦手な方にとっては、老後の資金を確実に準備できるという意味でメリットと捉えることもできるかもしれません。

掛金はどのように運用されているの?

  • Q3.

    納めていく国民年金基金の掛金が、どのように運用されていて、運用状況がどうなっているのか気になるのですが…?

  • A3.

    大切な掛金ですから、その運用についてはとても気になりますよね。

    国民年金基金に加入している方の掛金は、国民年金基金連合会が運用しています。この国民年金基金連合会は、将来にわたり確実に給付をすることを目的として、積立金運用に関する業務を行っています。

    実際には、積立金の運用を国内外の信託銀行や投資顧問会社等に委託し、長期的な視点から国内外の資産に分散投資を行っています。

    ちなみに、2019年4月改定の基本ポートフォリオは、グローバル債券52%、グローバル株式48%となっています。

    国民年金基金の予定利率は1.50%(2020年8月現在)であり、直近10年の運用利回りの状況は下表のとおりです。

    【国民年金基金の運用利回りの推移】(%)

    年度 H21 H22 H23 H24 H25
    運用利回り 18.9 △1.8 2.5 18.0 15.9
    年度 H26 H27 H28 H29 H30
    運用利回り 16.3 △3.8 5.7 6.8 2.5

    さらに詳細について知りたい場合は、国民年金基金連合会ホームページにある「国民年金基金の資産運用状況」(https://www.npfa.or.jp/org/property.html)をご参照ください。

そもそも、国民年金基金は大丈夫?

  • Q4.

    最後の質問です。ズバリ、国民年金基金は大丈夫なのか?ということです。

    国民年金等の公的年金の財政運営が厳しくなっていると言われていますし、国民年金の「消えた年金記録問題」の記憶もあります。

    国民年金基金の財政や記録管理はしっかりしていて、将来確実に年金を受取れるのでしょうか?

  • A4.

    国民年金基金に加入したら、安心して掛金を納めて、年金をしっかりと受取りたいですものね。そもそも大丈夫なのかがとても心配なのはよくわかります。

    非常に大事な話なので、詳しく確認していきましょう。

    まず、財政運営に関して、公的年金と国民年金基金の「財政方式」の違いを説明します。

    国民年金等の公的年金は、世代間の助け合いの制度であり、保険料を納める世代(勤労者)が年金を受取る世代(高齢者)を支える「賦課方式」という財政方式で運営されています。

    現在の日本のように少子高齢化が進むと、年金支給のための支出と保険料による収入とのバランスが崩れるため、バランスを保つには年金支給額や保険料の水準を見直す必要があります。

    一方で、国民年金基金は掛金を積み立て、これを財源として年金を支給する「積立方式」という財政方式で運営されています。

    よって、少子高齢化がさらに進んでも、人口構成の変化による影響を受けることが無いので、安心です。

    つづいて、記録管理について説明しましょう。

    国民年金基金の加入、掛金納付、年金支払等に関する記録は、国民年金基金連合会と全国国民年金基金において、他の年金制度から独立して適切に一元管理されています。

    それぞれの方の納付記録については、毎年送付される「掛金結果納付通知書」により確認できます。また、希望すれば、過去の納付実績や予定年金額も書面で確認ができます。

    納付期間終了後にも、受取りを忘れることがないよう「加入状況のお知らせ」(過去納付実績、予定年金額)が通知されます。

    年金の受給年齢(65歳、Ⅲ型・Ⅳ型・Ⅴ型は60歳)に達した時には、送付される「年金請求書」を記入して提出します。

    基金側で記録を確認し、審査が行われた後、いよいよ年金の受取りが始まります。
    ご自身でも気になったタイミングで確認すれば、より安心できますね。

その他

国民年金基金連合会のホームページにも「よくあるご質問」が記載されていますので参考にしてみてください(https://www.npfa.or.jp/system/faq_kanyu.html)。

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